講談社BOOK倶楽部

ホワイトハート X文庫 | 今月のおすすめ

『首相官邸の不埒な恋愛主導』首相官邸より、愛を込めて……。 『首相官邸の不埒な恋愛主導』 『首相官邸の不埒な恋愛主導』 御木宏美/著 三尾じゅん太/イラスト 定価:本体600円(税別) 御木宏美先生の新作が登場です。物語の舞台は、なんと首相官邸。日本政府の中枢が、禁断の愛に揺れてしまうのです!
 そして、この作品の主な登場人物たちは、首相官邸で働く「総理大臣秘書官補」という、耳慣れない役職の人たち。
 そこで、今回はそんな「総理大臣秘書官補」たちについて、ちょっぴりレクチャーしちゃいます。
政府を支える縁の下の力持ち!? 「総理大臣秘書官補」とは?
首相官邸
《首相官邸HPより》

 この物語の舞台となる「首相官邸」は、簡単に言えば、総理大臣が仕事をする場所だ。だが、一言で「総理大臣の仕事場」と言っても、政策の実行から法案や予算案の作成、外交など、多岐にわたる膨大な仕事を総理一人でこなせるはずもなく、官邸では総理の仕事をサポートすべく、多くの人たちが働いている。
「総理大臣秘書官補」も、そんな首相官邸で働く国家公務員。政権によってその人数は異なるが、総理大臣には5人以上の秘書官がつく。そしてその秘書官に付き従い、文字どおり「補佐」するのが、「秘書官補」の仕事だ。「総理の秘書の秘書」と考えればわかりやすいかもしれない。
 外務省や財務省など、各省庁の官僚が出向する形で秘書官補の任につく。その多くが30歳代の若手課長補佐クラス、いわゆる「エリート官僚」といわれる人たちだ。
 そんな彼らの主な仕事は、各省庁との連絡、調整だ。その中でももっとも重要な仕事の一つは、総理の国会答弁案の作成に関わることだろう。各省庁が作成する答弁案をチェックした上で、作成した省庁と連絡を取り、内容の確認や表現の精査、答弁に説得力を持たせるために追加すべき添付資料などについて協議する。最終的に答弁を審議するのは秘書官なのだが、その審議がスムーズに進むように、各省庁と連絡調整し、答弁をブラッシュアップする仕事である。また、総理の外国首脳との会談での発言内容や、スピーチの作成などにおいても彼らは重要な役割を果たす。
 政治や外交の表舞台に「総理大臣秘書官補」が出てくることはないが、一国を動かす総理を支える重要な仕事をこなす彼らは、まさに「縁の下の力持ち」といえるだろう。

 以上、「総理大臣秘書官補」についての説明でした。でも、この『首相官邸の不埒な恋愛主導』はあくまでフィクション。作中で活躍する秘書官補たちも、とても官僚とは思えぬ(失礼!)イケメンぞろいなんです!
イケメン官僚が官邸に大集合!? 総理大臣秘書官補の面々
氷室礼士(ひむろ れいじ)
氷室礼士(ひむろ れいじ)
28歳。法務省より出向。端正な容貌の持ち主で優秀な若手官僚だが、人付き合いが苦手で、「氷の王子」の異名をもつ。現総理大臣の甥。
大上宗亮(おおがみ むねかつ)
大上宗亮(おおがみ むねかつ)
28歳。外務省から出向。精悍な顔立ちで、180?を優に超える長身。礼士とは十年前に一度知り合ったが、その後、連絡を取り合うことはなかった。
岩本穣(いわもと じょう)
岩本穣(いわもと じょう)
30歳。警察庁より出向。宗亮よりはわずかに低いが長身。ファッションは黒が基調で「任侠系」。
尼乃佳樹(あまの よしき)
尼乃佳樹(あまの よしき)
32歳。財務省から出向。最年長だが、小柄で女性アイドルを思わせるような可憐な容姿のため、一番若く見られる。
松田直斗(まつだ なおと)
松田直斗(まつだ なおと)
28歳。経済産業省から出向。役人らしからぬ、派手なファッションとヘアアレンジで、メガネも服とコーディネートしたものを着用。
『首相官邸の不埒な恋愛主導』どうぞお楽しみに。