講談社BOOK倶楽部

氷川一歩先生 スペシャルインタビュー
氷川一歩先生 スペシャルインタビュー

氷川一歩先生インタビュー

Q. 本作の“著者的オススメポイント”を教えてください!

A. 全部! と言いたいところですが、あえて言うなら、キャラクター同士の掛け合いでしょうか。読む人に楽しんでいただきたくて、会話でクスッとするところを増やせるよう、がんばってみました。

個人的に楽しいなと思ったシーンは、幻獣王である白虎の「琥珀」が、その名前を颯介につけてもらうところ。どういうやりとりがあったか、ぜひ読んでみてください。

Q. ズバリ、今作のキャラクターたちを、ひとことで言うと?

A. 颯介は「主婦(夫)」。男子高校生だけど、ハウスキーピング能力が高いので。
颯介の妹の奏(かなで)は「イマドキの子」。
そして琥珀は「唯我独尊」ですね(笑)。

Q. 小説を書き始めたのはいつごろから?

A. 思いかえしてみれば、中学生のころですね。漫画やアニメが好きだったんですが、「自分に絵は無理だな。じゃあ文字を書こう」となったんです。初めて書いたのは、ファンタジーでした。それをある小説賞に投稿したら一次通過しまして、嬉しかったことを覚えています。

Q. 読者の皆さんへメッセージをお願いします!

A. 初めまして、氷川一歩です。「一歩」と書いて「あゆむ」と読みます。沖麻実也先生のイラストで自分の話が読めるなんて、それだけで胸がいっぱいです。自分的にたくさんの「はじめて」づくしの作品になりましたが、全力投球しましたので、ぜひご賞味ください。