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EDITOR'S PICKS編集部のおすすめ
吉原理恵子先生が贈る
伝説のB L名作、新装版で蘇る!
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新装版 対の絆(上)
吉原理恵子/著 蓮川 愛/イラスト
緑なす大地を育む『貴腐(きふ)』として生を享けたタカとリュウは、同じ魂を共有する特別な一対だった。先に雄性化したタカはリュウが体内で醸す精蜜を吸うことで飢えを満たし、リュウはタカに与えることで耐えがたい疼きを鎮める。互いを喰らって生きる彼らは文字通り、離れられない《対の絆》で結ばれていた。だが、タカは自然を破壊する人間たちを憎んだ。リュウはタカを止めようとして、最大の禁忌を犯すが――。
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新装版 対の絆(下)
吉原理恵子/著 蓮川 愛/イラスト
タカを失い、罪を負って緑の封土を逐われたリュウは、人間界の片隅で生きていた。しかし、どれほど人に擬態しても『貴腐(きふ)』の力は抑えきれず、フェロモンのように滲みだして周囲に影響を及ぼすのだった。5年が過ぎ、リュウは夜の街でタカとの再会を果たす。だが、それはありえないことだった。なぜならタカは――リュウがその手で殺したはずなのだから。《対の絆》で結ばれた運命の二人が辿りつく先とは!?
著者からのコメント
■吉原理恵子先生より
本作のテーマは「唯一無二の絆」です。
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切っても切れない宿命の一対[ツガイ]。定められた世界で同族がたった二人しか存在しない。しかも互いが互いの生命線を握っているのですから、がっちがちの強依存体質。
見ている方向が同じであれば強い絆で結ばれた理想の双璧でいられたのでしょうが、ある日、あるとき、ほんの些細なことから自分たちの世界の有り様に疑問を抱いてしまうところから二人の運命が狂い始めます。
一方は変革を求め、他方はそれを拒絶する。愛情の裏返しは無関心ではなく妄執ではないでしょうか。裏切り者には死を! そんな単純なことでは許し難い情念。
渇望にはそれなりの責任とリスクが伴う。自分の犯した罪の重さに慄いて悔恨に暮れるかつての魂の片割れをとことん追い詰めて服従させる。
そこにあるのは歪んだ快感ではなく我が身の半身を取り戻すという強烈な執念です。たとえそれがドス黒い情念にまみれていたとしても。
そういうドラマチックな運命の可逆を描いてみたかったのですが、いかがでしょうか。
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