白銀の王と黒き御子 異世界で僕は愛を知る
茶柱一号/著 古藤嗣己/イラスト
孤高の神狼王×悲運の被召喚者――初めての愛はいま見つけた。
現代日本から突如、異世界へ召喚された青年・コウキ。しかし彼を喚んだロマネーシャ国が求めたのは、金髪碧眼の『救国の聖女』。男で黒髪黒眼のコウキの出現は想定外で、酷い扱いを受けることに。そんな中、ロマネーシャと敵対する国・バルデュロイとの戦乱が終結。追われる身となったコウキは運命に抗う術もなくバルデュロイ側に迎え入れられ、今度は『豊穣の御子』として『神狼』の獣人王・エドガーに抱かれてしまう。
著者からのコメント
■茶柱一号先生より
白銀シリーズは私の大好きな「異世界ファンタジー」「不憫受け」「獣人」「溺愛」をいつものようにこれでもかと詰め込んだ作品です。
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エドガーの、人間(コウキ)に対する嫌悪をもうちょっと根深く、そして長く描きたいなとも思ったのですが、コウキがあまりに不憫すぎて割とすぐに溺愛狼になってしまいました……!
コウキとエドガーのメインカップルだけでなく、年齢不詳のリアン、肉体派飄々将軍のライナス、不思議な花のメイドさんのリコリス、歩く図書館リンデンなどサブキャラにもとても思い入れがあり、書いていてとても楽しいキャラばかりでした。
『白銀の王と黒き御子』の続編となる『黄金の獅子と色なき狼』では、ライナスとリアンがメインのお話と本編のその後のコウキたちを書かせていただきましたので、あわせて楽しんでいただけますと幸いです。
まだまだコウキとエドガーのお話や他のサブキャラたちのお話も書きたいものがたくさんございます。少しずつ書き進めておりますので、白銀シリーズでまた皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
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