ふゆの仁子先生が贈る
かっこよくて可愛い
オトナ二人の美味しい話♡
著者からのコメント
■ふゆの仁子(じんこ)先生より
――甘酸っぱい、初恋の味。
その初恋を拗らせた結果、お互いいい歳の大人になってやっと成就したとき、どんな味になっているのでしょう?
初めて恋をしたときと同じで甘酸っぱい、わけはないでしょう。
発酵しているのか、熟成されているのか。苦いのかしょっぱいのか、辛いのか。
良い意味でも悪い意味でも社会に出ていい「大人」になってしまうと、子どもの頃には簡単にできていたことが容易にできなくなってしまうことも多くなります。
三歩進んで二歩下がる、後ろ向きになりそうな気持ちを懸命に前に向ける。俯きたくなる気持ちを振り払い、上を向く。
躊躇いながら、伸ばした互いの手を取り握り締め、一緒に生きていく道を選んだ二人にとって初恋は、どんな味になっているでしょう?
甘いか、苦いか。
決して平坦な道ではない、霞が関を中心に繰り広げられる二人の恋の味を、一緒に味わってください。
著者からのコメント
■春原いずみ先生より
こんにちは、春原(すのはら)いずみです。
「恋する救命救急医」シリーズのうち、電子オリジナルで配信した作品を合本にした「溺愛処方箋」。その第4弾は、優雅な物腰の辣腕実業家・賀来玲二(れいじ)と、鬼のセンター長・篠川 臣(おみ)のカップルが主役の「最愛」をまとめてどどんとお届けしております。
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賀来と篠川は名門私立学校・英成学院で6年間机を並べた幼なじみに近い関係でした。一生ものの親友となるはずだった二人ですが、大学の合格発表の場から突然賀来が失踪。その後10年を経て、二人がかけがえのないパートナーとなったあたりは、シリーズ文庫版(『恋する救命救急医 アンビバレンツなふたり』『恋する救命救急医 イノセンスな熱情を君に』『恋する救命救急医 永遠にラヴィン・ユー』)でお読みいただいたかと思います。
この『最愛』は、揺るぎないはずだった二人の関係がある事件によって変化していく……その過程の物語です。「最愛」の意味を考えつつ、お楽しみください。
さらに今回、二人の学生時代の話を、現在配信中の『きみと歩いた青春』でたっぷりと書かせていただきました。医療ものからは外れる番外編ですが、二人の友情以上、恋愛未満の関係を堪能していただきたく思います。
賀来と篠川は、とにかく安定感があり、バランスの取れた同い年のカップルなので、本編では狂言回しになることが多いのですが、『最愛』では堂々の主役で、距離が近いからこそ起こりうる危うさを垣間見せてくれるかと思います。
さて、あなたの「最愛」の人は……誰ですか?
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