ホワイトハート X文庫 | 「書店かんばん男子」を探せ!!埼玉編
永く幸あれ! 大宮の「おのろけ蹴球ボーイ」
小社の書籍販売部・M女史(眼鏡っ娘)にご協力いただいた結果、「リブロecute大宮店」に“かんばん男子”がいるという情報を得て、早速、さいたま市に向かう。
込み合う店内。早速、近くにいた女性店員・野川さん(推定25)に、今回のターゲットについてたずねてみる。
「店長ですね、今、呼んで参ります。えっ?『書店かんばん男子を探せ!』という企画の取材なんですか、フフフ。ええ、そうですね。みんなもイケメンだと話してますよ、フフフ。新婚ホヤホヤですけどね」
なんと、今回の“かんばん男子”は幸せいっぱいの新婚さんだという。
するとそこに、ハンカチ王子よろしくハンドタオルで汗を拭いつつ現れたのが、今回のターゲット・中塩孝幸さん(28)だ。取材をお願いすると、「(読者から)苦情がくると思いますよ?」と恥かしがりながらも、こころよく応じてくれた。
———新婚さんだそうですね?
「ええ。先週、結婚式を挙げたんです」
———まさに新婚ホヤホヤですね。奥様との馴れ初めは?
「えっ、そんなことまで? えーと、学生時代に知り合って、付き合うようになって、それでそのまま……」
しきりに照れる中塩さん。申し訳ないので、ちょっと話題をかえてみる。
———休日はどんな風に過ごしてますか?
「シフト制なので休日は決まっていないのですが、休みが合えば地元の友達たちとサッカーをしていますね。小・中・高とサッカー部でしたから。あとはときどきサーフィンをするくらいです」
なるほど、中塩さんは背もスラリと高く、ほどよく日に焼けていて、いかにもスポーツマンといった印象。エプロン姿もさわやかな男前である。
———好みの女性のタイプは?
「うーん、けっこうアグレッシブな性格の女性が好きですね。好みの髪型はボブ、かな」
———もしかして、奥さんの髪型もボブ?
「いやいや。エヘヘヘッ」
———好きな女性芸能人は?
「菅野美穂さんです」
———もしかして、奥さんは菅野美穂似?
「いやいや全然。エヘヘへッ」
はいはい、きっと菅野美穂似の美人の奥様なのでしょうよ。ごちそうさまでしたっ!
———ホームページをごらんのみなさまに、お店のPRを!
「実はWHの棚はないんです、ごめんなさい! でも、雑誌やコミック、実用書なども特に女性のお客さまを意識して品揃えするようにしています。JR大宮駅構内にあって便利なので、大宮にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!」
今までとは打って変わり、キリッとした表情でこう語る中塩さんは何とも頼もしげ。大宮近郊のお住まいの方、ぜひ、「リブロecute大宮店」に足をお運びください。そうしたら、きっとWHの棚も作ってくれますよね、中塩さん!?
WHの『春の窓』(安房直子著)を手に持ってくれた中塩さん。優しい
大宮駅構内という立地条件のよさと、このさわやかな笑顔がお店のウリ
キラリと光る白い歯、ネックレス、そして汗! 憎いほどにさわやかです
名 前:中塩孝幸(なかしお たかゆき)
年 齢:28歳
出身地:埼玉県
血液型:A型
身 長:180cm
体 重:73kg
趣 味:サッカー、サーフィン
店 名:LIBRO(リブロ)ecute大宮店
住 所:埼玉県さいたま市大宮区錦町630
(JR大宮駅構内)
電 話:(048)648‐8790
おお、ダンディ! 上尾の「嵐を呼ぶ男」
優秀なるM女史(眼鏡っ娘)から、再び情報がもたらされた。「芳林堂書店イーサイト上尾店」に“かんばん男子”がいるというのだ。またもや埼玉県である。
「こんなオジサンでいいんですか?」
そう言いながら困惑の表情で現れたのが、今回の「かんばん男子」横沢広之さん(43)だ。「四十歳になったら自分の顔に責任を持て」と言ったのは、リンカーン大統領であったか。とにかく、本当の男の価値が定まるのは40歳を超えてからなのだ!
———新しいお店ですね?
「はい、今年の3月にオープンしたばかりの『新参者』です。上尾駅の駅ビル内にあるので、帰宅途中に立ち寄ってくれるお客様が一番多いですね。」
コメントにさりげなく、小社刊行のタイトルを入れてくださるあたり、やはり大人だ。
———失礼ですが、ご結婚はされてますか?
「ええ、小学生の息子が二人いますよ。それが“かんばん男子”なんて……」
———奥様との馴れ初めは?
「社内結婚なんです。妻はもうとっくに(仕事を)辞めてますが」
———お忙しそうですが、休日はどんな風に過ごしていますか?
「子どもと遊んだりするくらいですかね。あとは音楽を聴いたり……。昔は自分でも音楽をやっていて、ドラムを叩いていたんですが、今は全然やってません」
———ミュージシャンだったんですね?
「兄の影響で中学のころからドラムを始めて。この会社に勤める前は、ホテルやいろんなイベントなどで演奏していました。バブルのころだったんで、けっこう実入りはよかったんですが、不規則で予定も全然たたない仕事だったんで、今の会社に就職したんです」
———書店を就職先に選んだ理由は?
「やはり子どものころから本が好きでしたから。シャーロック・ホームズとか、横溝正史とか。実は妻もホームズが好きで、それで話が盛り上がったのが、つきあうきっかけなんです」
———好みの女性のタイプは?
「はっきりとモノを言う女性が好きですね。ええ、妻もワリとそういうタイプで(笑)。完全に尻に敷かれてますよ」
いいえ、横沢さんは尻に敷かれているのではないのです。奥様や息子さんを下から力強く支えているのです!
———HPをごらんのみなさまに、お店のPRを!
「できたばかりのお店ですが、近隣の書店さんに負けないよう、品揃えもいろいろ工夫しております。まだまだ試行錯誤の最中ですが、少しでもみなさまのニーズに答えられるように頑張っておりますので、ぜひご来店ください!」
最後に、部下の中村さん(推定25・眼鏡男子)に、横沢さんについて聞いてみる。
「相談すると、的確なアドバイスや指示を出してくれるので、すごく頼れる存在ですね。明るい方なんで、職場の雰囲気も楽しくしてくれてます」
ああ、家族を支え、“新参書店”を支える横沢さん。読者のみなさま、そんな大人の男の背中を見に、ぜひ「芳林堂イーサイト上尾店」へ足を運んでみてください!
コミックを並べる横沢さん(ヤラセ)。赤い軍手がチャーミング
撮影を懸命に拒否する眼鏡男子の中村さんも激撮。こちらは渋い黒軍手
これぞ大人の男の魅力。後ろは小社刊行のコミック群。こちらもよろしく!
名 前:横沢広之(よこざわ ひろゆき)
年 齢:43歳
出身地:長野県
血液型:B型
身 長:168cm
体 重:65kg
趣 味:音楽鑑賞
店 名:芳林堂書店 イーサイト上尾店
住 所:埼玉県上尾市柏座1-1-8
(JR上尾駅4階)
電 話:(048)779‐9212
あなたの街の「書店かんばん男子」を募集中!
ホワイトハートでは、書店員さんや読者の方から、「書店かんばん男子」を募集しております。本を愛するさわやかな男性書店員でしたら、どなたでもかまいません。自薦他薦も問いませんので、下記の電話番号にご連絡ください。また、メールの場合は、下記のメールアドレスに以下の応募要項でご応募ください。
wh-x@kodansha.co.jp
03-5935-3507
=応募要項=
件名には「書店かんばん男子係」とご記入の上、メール本文に、推薦したい書店員さんのお名前と書店名(支店名までご記入をお願いします)を書いて送ってください。できれば書店員さんの写真も添付していただけると有り難いです。
(すべての推薦には応じかねますので、ご容赦ください)
2010年9月 第1回 埼玉編»
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LIBRO(リブロ)ecute大宮店 中塩孝幸 »
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芳林堂書店 イーサイト上尾店 横沢広之 »
2010年11月 第2回 神奈川編 »
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LIBRO(リブロ)相鉄ジョイナス店 伊藤晃 »
2010年12月 第3回 東京編»
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三省堂書店 有楽町店 杉山学 »
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