STORY
定価:本体630円(税別)
セイヤーズに近づく、あやしい影!
ユウリのパブリックスクール時代の後輩で、現在はケンブリッジ大学で学ぶセイヤーズ。彼と同じ学寮のフィッシュボーンが、いわくありげな手書き写本を手に入れた。その本を切り売りしていた彼は、不可解な交通事故に遭い、写本は行方不明になってしまう。ユウリは父の公開講義のためケンブリッジを訪れ、その交通事故に修道士の幽霊が関わっているという噂を聞く。ユウリたちを巻き込み、事態は思わぬ方向へ!
定価:本体630円(税別)
ユウリのパブリックスクール時代の後輩で、現在はケンブリッジ大学で学ぶセイヤーズ。彼と同じ学寮のフィッシュボーンが、いわくありげな手書き写本を手に入れた。その本を切り売りしていた彼は、不可解な交通事故に遭い、写本は行方不明になってしまう。ユウリは父の公開講義のためケンブリッジを訪れ、その交通事故に修道士の幽霊が関わっているという噂を聞く。ユウリたちを巻き込み、事態は思わぬ方向へ!
初版限定書き下ろしSS
「エドモンド・オスカーの主張」より
「やっぱり、ずるいと思うんですよ」
ロンドン大学の近くのカフェで、ふいにそんな恨み言を言い出したオスカーを、ユウリが顔をあげて見つめた。
……続きは初版限定特典で☆
著者からみなさまへ
こんにちは、篠原美季(しのはらみき)です。『写字室の鵞鳥 欧州妖異譚18』をお届けします。古書のお話ということで、誰かさんが大活躍!? でも、案外、年下コンビのやり取りが好きでした。