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ホワイトハート X文庫 | 今月のおすすめ

ついに完結! アラビアン後宮ファンタジー 「海賊と花嫁」シリーズ完結記念 海賊と花嫁 愛は星空を駆ける 桜木はな/著 明咲トウル/イラスト 定価:本体600円(税別) 海賊皇子と航海王女の大人気後宮ファンタジーがついに完結! エスティとセリムのめくるめく愛の行方は!? 最終刊「海賊と花嫁 愛は星空を駆ける」の発売を記念して、桜木はな先生による、思い入れたっぷり、秘密の設定もたっぷりの人物紹介をお届けします。明咲トウル先生の麗しい直筆コメントも必見! カバーイラストギャラリー 「海賊と花嫁」シリーズカバーイラスト 初版限定スペシャル特典 第3巻「海賊と花嫁 愛は星空を駆ける」の初版には、第1巻、第2巻のカバーイラストを使用した「美麗イラストカード(両面カラー)」がついてきます!
エスティの住む世界
●トルキア帝国●
世界の東にある千年続く大帝国。帝都スカルタブルには、空中宮殿ハーレムがある。
◆桜木先生より◆ 伝説と魔法に彩られた架空の帝国で、「宝石の国」とも呼ばれています。オスマン帝国やアラビア支配時代のイベリア半島のイメージ、そしてトプカプ宮殿やアルハンブラ宮殿での私の思い出を反映させています。
●ロマーナ帝国●
世界の西にある帝国。ロマーナ王国が革命で倒れた後に建国された。
◆桜木先生より◆架空の国ですが、19世紀初頭ナポレオン帝政時代のフランスとその周辺をモデルにしています。ファッションには、当時、流行したエンパイア・スタイルを取り入れています。
●セイレン島●
ロマーナの西の果てにある離島。エメラダ海に浮かぶ三日月形の島で、「妖精が生まれる島」と呼ばれている。島にある「迷いの森」の奥は、妖精の住む「聖域」とつながっている。
登場人物紹介(年齢は3巻冒頭の時点)
トルキア帝国の皇太子で、「帝国史上最高の司令官」と呼ばれる将軍。トルキア海軍の諜報部隊、海賊船ブラックトルキアの乗組員でもある「海賊皇子」。神業のナイフ使い。無造作に切り散らした夜のように黒い髪と、エメラルド色の瞳を持つ、精悍な顔立ちをした美形。性格は大胆不敵な俺様だが、意外とやさしい。 ロマーナ王家の末裔で、「航海王女」の直系子孫の唯一の生き残り。太陽の光から誕生したようなブロンドなので、トルキアでは太陽神の娘=「太陽の娘」と呼ばれて珍重されている。額には、神秘的で可憐な花の形をした「しるし」がある。セイレン島で孤独な子供時代を過ごしたが、寄宿学校や後宮でさまざまな体験をして強く成長する。聡明で、特別な魅力のある少女。本と絵が好き。ものすごい脚力。
ジョゼフィン(ジョゼ)
18歳 ジョゼフィン(ジョゼ)「近い将来、世界はきっとジョゼフィン・ララ・ロマニーの名を呼ぶわ」
黒い巻き髪と黒曜石の瞳を持つ、絶世の美女。自由奔放で気まぐれでドライな性格。気位が高く、世界で一番自分が好き。エステリアーナと姉妹のように育った同い年の従姉妹だが、血のつながりはなく、正統なロマーナ王家の末裔であるエステリアーナのことが邪魔で仕方ない。出世欲が強く、エステリアーナの出自を利用して、自分こそがロマーナ王家の末裔だと騙(かた)っている。
吟遊詩人(ソレール)
年齢性別不詳 吟遊詩人(ソレール)「わたしはいつでも、きみのそばにいたよ」
竪琴を持った旅の吟遊詩人で、銀色に輝く美しい異国の衣装をまとっている。月光のような、たぐいまれなる美貌の持ち主で、髪は長い銀色。長身。エステリアーナが生まれたときからずっと彼女を見守っている不思議な存在。エステリアーナが10歳のときに初めて姿をあらわし、孤独だった彼女を救った。エステリアーナが島を旅立つ時、ある予言をさずけた。
レギオン
年齢不詳 レギオン「──ぼくはもう、人間に期待するのはやめたんだ」
数百年以上生きているセイレンの妖精。ジョゼフィンの守護妖精で、名付け親。優雅な黒い羽を持った背の高い男の姿をしている。黒金色のウェーブがかかった短髪で、その前髪の隙間からは妖しい光を放つ金色の瞳がのぞく。獲物を狙う戦士のようにしなやかな体は、まるで美しい彫刻のよう。古代文明の壁画に描かれているような気品のある黒猫の姿になることもある。銀の横笛を吹き、吟遊詩人と古い因縁がある。
ナギ
30代前半 ナギ「俺は誓いを立て、影となった」
海賊船ブラックトルキアの船長。長い黒髪、緑の隻眼(せきがん)。ぞっとするような美貌の寡黙な男。顔に斜めに刀傷の跡がある。長身で、常に黒衣をまとっている。二本の特殊な長い鞭を手足のように自在にあやつり、「黒い稲妻」と呼ばれるトルキア海最強の海賊で、セリムや仲間たちから絶大な信頼を集めている。実は、さる高貴な血筋で、暗い過去を持つ。
ラメル
14歳 ラメル「いつか兄上のような司令官になるのが夢です」
トルキア帝国の第十二皇子。近衛隊の隊員。大きな漆黒の瞳に長いまつ毛、かたちの良い赤い唇が印象的な美少年。青い闇色をしたふわふわの巻き毛が、かわいらしい顔をふちどっている。皇族の義務を果たすために近衛隊に入ったが、舞台好きで、脚本も書く天性の役者。兄セリムのことが大好きで、心から尊敬している。
アーシャ
17歳 アーシャ「あたしの皇子さまは、いったい誰だったのかしら……?」
世界各地から集められた第七皇子の妃候補の一人で、北方の国ムシーカ出身の美少女。焦茶の髪、鳶色の瞳。ややふっくらとしていて、むちむちとした健康そうな肌。性格は内気で、とても引っ込み思案。家が恋しくてハーレムの中庭でひとり泣いていたら、謎めいた美しい皇子があらわれて、一輪の黄色いチューリップを手渡された。それ以来、「黄色いチューリップの皇子さま」を恋い慕っている。
これを読まなきゃはじまらない[ハートマーク]「海賊と花嫁」シリーズ 大好評既刊
第1弾 星という名を与えられた少女のシンデレラストーリー。 黒髪の海賊との出逢いが運命を変えた!
  • 海賊と花嫁
  • 恋は後宮ではじまる
  • 定価:本体600円(税別)
「航海王女」の血を引くエステリアーナを船上で襲い、さらったのは、黒髪とエメラルド色の瞳の美形海賊セリム。後宮に売り飛ばされ、妃候補としてハーレム学校で妃教育を受けることになったエステリアーナの運命は、思いも寄らぬ方向へ……!
第2弾 空とぶ初夜!?偽装結婚からはじまる後宮ラブロマン!
  • 海賊と花嫁
  • 空中宮殿で恋をしよう!
  • 定価:本体600円(税別)
海賊皇子セリムに偽装結婚を申し込まれたエステリアーナは、ハーレム伝統の「初夜の儀」をむかえる。「どうせ偽装だから」と思っていたのに、セリムにせまられてなぜか雰囲気はラブラブに! ふたりは「初夜の門」をくぐり抜けて、トルキアの秘宝を手に入れられるのか!?
明咲トウル先生から直筆コメント 明咲トウル先生から直筆コメント これで予習・復習はばっちり!? すべての謎が明らかになる最新刊「海賊と花嫁 愛は星空を駆ける」で、ふたりの恋の行方をぜひ見届けてください。