- 花園伊織(はなぞのいおり)
- 伊毬の母だが世間的には父
稲荷寿司の製造及び販売からダムの建設まで、世界的に事業を展開している花園グループ会長
IQ220の大天才
旧花園侯爵家当主
後継者である伊毬の馬鹿っぷりに悩んでいる真っ最中
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伊毬 |
「僕のママなんだけど、みんなの前でママって呼んじゃ駄目なんだって」 |
大地 |
「人前では『お父さん』と呼べよ。世界に名だたる花園グループの会長だ」 |
伊毬 |
「うん、お父さん、恐いもん。勉強しろって家庭教師いっぱいつけるし」 |
大地 |
「そりゃ、お前は花園グループ会長の跡取り息子だから厳しくなるさ」 |
伊毬 |
「僕に花園グループの会長は無理だよ。お父さんの跡は継がない」 |
大地 |
「伊織会長の子供は伊毬しかいないんだから仕方がないだろう」 |
伊毬 |
「だから、僕は絶対にいや。大地がお父さんの跡を継げばいいのっ」 |
大地 |
「俺は執事の孫だ。祖父ちゃんに殺される」 |
伊毬 |
「そんなの、なんでいいの。大地が次の花園グループ会長なの」 |
大地 |
「……次に行こうか」 |