
卒業
ごとうしのぶ/著 おおや和美/イラスト
シリーズ累計500万部突破の大人気BL小説《タクミくんシリーズ》(角川ルビー文庫刊)。
「祠堂(しどう)」の名を冠する男子校の生徒たちの群像劇でもある同シリーズは、原作挿絵を担当するおおや和美(かずみ)によるコミカライズ、3度の音声ドラマ化(ドラマCD20枚以上)、舞台化、6度の映画化、テレビドラマ化を経て、今なお関連シリーズが意欲的に発表されている一大コンテンツです。シリーズ最初の作品が発表されて30年以上となる現在も、「BLのバイブル」「BL小説の金字塔」として、また多彩なキャラクター陣の成長を見守る壮大な物語として、ごとうしのぶファンのみならず、BLファンから絶大な支持を得ています。
「タクミくん」シリーズ最終巻では、葉山託生(タクミ)の恋人・崎義一(ギイ)が、祠堂学院で卒業を迎えることなく姿を消し、読者に衝撃を与えました。が、本作『卒業』では、その後の恋人たちの感動的な再会と、仲間による感動のサプライズの様子、また人気サブキャラクターたちの関係の深まりが描かれています。アラサーとなった主人公たちを描いた「崎義一の優雅なる生活」シリーズとの間を繫ぐ重要な物語として、タクミくんファン必携の一冊となっています。
著者からのコメント
■担当編集よりおすすめコメント
小説から始まり、漫画・音声ドラマ・舞台・映画と大きく展開し、2025年にはシリーズ初のテレビドラマが放送されるなど、シリーズ開始から30年以上が経った今もなお、新たな展開がぞくぞくと続く《タクミくんシリーズ》。
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この『卒業』は、ごとうしのぶ先生が同人誌数冊にわたって執筆した特別な物語をまとめ、大幅加筆修正のうえ刊行した単行本を、さらに研ぎ澄まして文庫化したもの。葉山託生(タクミ)と崎義一(ギイ)、そして彼らをとりまく仲間たちの、これまでに明かされてこなかった重要なエピソードをひとつにまとめたファン必携の書です。
高校を卒業せずに姿を消したギイの、本当の意味での「卒業式」が執り行われる表題作は感動的で、ほろりとくること間違いなし。改めて「タクミくんシリーズはいいなぁ……」と嚙みしめてしまう、珠玉の短編が詰まった宝石箱のようなこの一冊。
文庫版には単行本にない加筆部分がありますので、同人誌・単行本をすでに持っているファンの皆さんも、ぜひお手元へお迎えください!
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