
白銀の王は愛を育む
茶柱一号/著 古藤嗣己/イラスト
森村光樹(コウキ)が『豊穣の御子』の重責を担って日本から異世界へと召喚され、「白銀の王」こと神狼王エドガーの正式な伴侶となって、それなりの月日が流れた。コウキの力で世界は危機的状況を脱し、生命の大樹に抱かれた王都バレルナで、恋人たちは穏やかな日々を過ごしていた。将軍ライナスとコウキの従者だったリアンの間には、生命の大樹の恵みによって息子のレオナルドが生まれていて、その愛情あふれる姿は傍目にも微笑ましく映る。そうなると当然、臣下や国民の期待はエドガーとコウキの間にいつか生まれるであろう世継ぎに注がれるのだが、肝心のコウキはまだその一歩を踏み出せずにいて……。
著者からのコメント
■茶柱一号先生より
「白銀」シリーズをとりあげていただけるということで、僭越ながら茶柱より「白銀」の作者推しポイントをいくつかあげさせていただこうと思います。
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「白銀」シリーズには茶柱の推しであり、萌えであるポイントがこれでもかと詰め込まれております!
それが、不憫受け! 包容力(スパダリ)攻め! 溺愛! ちょっと恋愛に不器用な攻めと受け! 体格差!
そして、モフがモフでモフするモフなモフモフが盛りだくさんでございます。
物語の中で辛いことや心が痛む事件は起きるのですが、安心のハッピーエンド保証でございます!
健気で献身的な受けと、すれ違いを起こしながらもそんな受けを溺愛するモフモフ狼獣人のハッピーライフなお話です!
(もし、これから読んでいただける方はシリーズ本編にあたる『異世界で僕は愛を知る』と『神狼と僕は永遠を誓う』は何卒続けてお読みください……! 上下巻にあたるので、『異世界で僕は愛を知る』だけだと、ここで!? となってしまうかと思います。発売時は2カ月連続刊行だったので、読者さんから続きはどうなるんです!? とたくさんお声をいただきました……!)
神狼であるエドガーは、顔と全身が獣タイプの獣人なので、そこがビビッとこられた方にはきっと楽しんでいただけると思っております!
また、シリーズ4冊とあわせて、ホワイトハートさんから設定資料集の電子版も配信されています。
本編後に読んでいただければ、あの世界のことをより深く楽しめる内容になっていると自負しておりますので、よろしければお手元に迎えていただけますと幸いです。
シリーズ4冊で(お話ありきの)カップルになっているのは現在3組ですが、まだまだカップルは増える予定でございます。
どうぞ、今後とも「白銀」シリーズをよろしくお願いいたします!
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